暮色留萌のいろいろ

www.youtube.com

こんばんは。最初よくわからんブログからwordpressになって結局はてなブログになりました。Murayamaです。下車作っています。ここでは編集後記的な何か(というより素材集めした時の話とかそのあたり)を気が向いたら書こうかなと思います。なおブログちゃんと書くの初めてなので不適切な表現や稚拙な言い回しなどがたくさんあると思いますが、どうか生暖かい目で見守っていただければ幸いです。

ほんへ 

とりあえず今回は「暮色留萌」についてのこだわったポイント・素材集め時の行程を現代文赤点の稚拙な文章で綴っていきます。
ここでは実際に取材した行程を書きつつ、動画のこだわりポイント的なものを話していこうと思います。

 

 

私が留萌に行ったのは8月30日。ちょうど廃止が正式決定された日でもあります。これを生かして8月30日の入場券とかを動画に組み込もうとしてたのですが完全に忘れてました 。前日に北海道入りして山線・海線をめぐって札幌に宿泊、翌日留萌に向かいます。

早朝の札幌発旭川行きヨンマル運用。この日は山明+普通の北海道色のヨンマルでした。

 

 

 本当はこいつで旭川まで行って旭川で適当に時間を潰した後深川11:10発の留萌線に乗る予定だったのですが、この日は某旅行会社クラブ○ーリズムのツアー客が大量にこの留萌線に乗ることになっているらしく、増結等もなさそうなので(前の土曜日にはあったらしいけどこの日は平日だからかなかった)回避のため岩見沢からライラック課金、一本前の留萌線に乗ることにしました。ところでJR北海道の車掌スタンバー押さない人多くね?たまたまかな?

ということで予定を変更して乗車したのは7:59発の留萌行き。この時にはも99%廃止が決まっていましたがガラッガラでした。後続の団体客が乗ってくる方は地獄みたいな混雑だったそうです。課金してよかったわ。

行き先表示は出てませんでした。 

 

 

深川駅のシーンでは特にこだわったところとかないのですが、というかこの作品自体1日で作ったスライドショーなので拘ったところとかないんですが敢えていうなら下のシーンは気に入ってます。今回は作品自体が24fpsなんですが、さらにスローモーションをかけてオプティカルプローと呼ばれるフレーム補完をかけるということを結構あちこちでやっています。

留萌線を降りた学生たちが元気に学校へ向かっていきます。田舎は夏休み明けるの早いね。

 

今回は色調補正を極力弱くしました。撮って出しの色のものも結構あります。深川駅シーンの写真連続の部分は全部撮って出しです。

列車は北一已・秩父別と止まっていきます。北秩父別を通過して到着したのが石狩沼田駅。ここで3-4名の方が乗ってきて、同じくらいの人が降りていきました。過去には札沼線が乗り入れ賑わったこの駅ですが、現在は2面2線の小さな駅となっています。来年春の廃止時にはここから留萌までが対象です。

札沼線が沼田まであった時代は札幌発札沼線留萌線経由深川行きなんてものもあったそうで....

 

そして石狩沼田のシーンは多分一番のこだわりポイントです。こんなのが一番とかよほど拘ってないんだね。この時刻表をめくるシーン、よく見ると羽幌線・広尾線・急行ましけなどが映っています。実はこの時刻表、1970年の国鉄時刻表なんですね。以前に音威子府TOKYOという、日本一の駅そばで知られる"音威子府そば"が東京で食べられることで有名なお店を貸切させていただいたときに、置いてあった時刻表を撮らせていただきました。(音威子府TOKYOの紹介はこちら)概要欄で「激レア素材」と言ったのはこれのことです。これ見た時は留萌線の黄金時代を感じられて本当に感動しましたマジで。

どうでもいいですがこの日はカメラを持っていかなかったのでスマホ撮りで済ませています。iPhone SEなので複数レンズとかでもないしセンサーサイズも小さいですが画質もある程度あり、さらにしっかりボケてくれました。有能やな。色出しクソだけど。ページめくるのは一緒に来た友人にやってもらいました。

問題のシーンは1分6秒付近。気づいた人いるかな?

 

 

石狩沼田からは来年春に先に消える区間です。列車は山を超えて海側の留萌へ向けて走ります。

ここから先は早く廃止になる区間ということで、曲がフェードアウトする部分を持ってきて、さらにノイズを入れることで時代の違い(?)的なものを表現しようとました。表現できてない。

音声のノイズも原曲にはないもので、自分で入れたものです。

 

 

真布駅のシーン、素材的にはかなりお気に入りだったりします。元々テレビ局の方の撮影の邪魔にならないよう撮っていたら明らかにおかしい画角になってしまっただけのものなのですが、手振れ補正かけたらそれなりにちゃんとしました。大問題は撮影地が留萌駅であること。というのも私が乗車したのは真布通過便で放送(知人提供)は真布停車便なので、素材0だったんです...許して....

 

当然ジンバルなんて使ってないけどちょっとジンバル感なかった?ないですかそうですか

 

 

恵比島駅は映画の撮影で有名なところらしく、明日萌駅という撮影で使った駅名看板が残っています。間接的な感じで写してみました。

この撮影しているところを撮影した写真は留萌のシーンでも使っています。なお彼はAndoridです。人生損してるな

 

 

列車はゆっくりと留萌の駅に進入します。一度やってみたかった、スタンプを押すシーンを挿入しました。確かウイローさんがやっていた表現です。尺の都合上、このスタンプが一体なんのスタンプなのかは明かせませんでしたが、留萌ー増毛が廃止された追悼スタンプです。駅から歩いてすぐにある、留萌観光案内所にありました。なお留萌駅にはスタンプはありませんのでご注意ください。

不器用すぎて真ん中に押せなかったけど撮影のために何枚も紙使うのもあれかなと思ったので。

 

これが動画内で明かせなかったスタンプ。握力13とかなので全然綺麗に押せなかった。

 

 

この冒頭のシーンも留萌です。2016年まではこの先に増毛まで、1987年までは羽幌・幌延稚内方面まで鉄路が続いていました。今では残っているこの線路すら廃止になろうとしています。冒頭にこれを持ってくるかもかなり迷いましたが、結局冒頭に入れることにしました。

 

 

留萌駅周辺を散策した後は増毛駅の方面に向かうことにしました。この辺りには沿岸バスというバスが走っていまして、旧留萌線に沿って増毛方面に路線が伸びています。この時は萌えっ娘フリーきっぷというのが割引されていて、めっちゃ安く購入できました。列車で来て沿岸バスを使う際にこの切符を使う人はやはり多いようで観光案内所では売り切れでおり、バス窓口は定休日だったので案内所の方が走って買いに行ってくださいました。本当にありがとうございました。感謝しかない。

 

この切符は2種類あり、どっちがいいか聞かれたのでどっちでもいいと答えようとしたけどその選択肢はなかったみたいで、結局Bを選びました。これ実質好きな女の子の選択だろ...

 

 

23系統留萌別苅線というのに乗って旧増毛駅前バス停で下車。かつては映画の聖地として栄えたそうです。駅舎は改装されて地元民の交流の場みたいな感じになっており、結構な人がいました。近くの観光案内所に入場券が売っていて、親切に穴開けてくれました。

 ホームはリニューアルでも特に手を加えずそのまま保存されているっぽいです。

 

せっかく増毛に行ったのにこれをMADに組み込まないのももったいないと思い、最後の方にいくつか入れました。楽曲終了後にちょっと怪しい感じで「まもなく終着、増毛です」って流れるの良くないですか?どう?

一番最後の、列車がもうこない線路なのにまるで列車が来たかのようにカメラを動かすというのはまたもやウイローさんの札沼線MADをパクらせて頂いております。こいつパクリしかできないな。

しかし意外と手ブレが補正されちゃって難しかったですね...手ブレが少ないと列車に合わせて動かしてる感がどうも出なかったので....あとフェードアウト速度速すぎた。

 

 

さて、増毛で30分ほど撮影をしたところで、再びバスで留萌に戻ることにします。

留萌では駅の有名な立ち食い蕎麦・うどんを食べました。月見うどん、安くて普通においしかった。

そしてこの立ち食い蕎麦はMADにも登場しています。留萌の"日常"を感じ取れたので入れてみました。廃線になったらこの"日常"も消えることになってしまうのでしょう。

月見うどん確か400円とかだったかな?とにかく安かった気がする。

 

そうこうしていると例の団体客が乗っている普通列車がやってきました。案の定、すごい人の量。Twitter情報だと立ちが相当出たっぽいです。マージで課金してよかった。

クラブ○ーリズム多いっすね...

 

どうでもいい情報ですが結局入場券2枚買いました。18きっぷを入場券がわりにするのは入線撮影が厳しそうでしたので...そのうち1枚は回収してもらったけど。またこの日は廃止発表当日とのこともあって数人のYoutuberの方に加えてテレビ局のかたもいらっしゃいました。

無効印普通にぐっちゃぐちゃになってしまったわ

 

さて、この日の泊地はなんと稚内です。12時18分の留萌線も見送ったのに大丈夫か?と思った皆様、ご安心ください。バスで向かいます。

実は沿岸バスは留萌から幌延までの路線があるんですね(実際には系統が分断されているが、一体運行)。そしてさきほど沿岸バスのフリー切符を買ったのでかなりお得に移動することができます。乗車時間は驚異の4時間。路線バスなのでもちろんトイレはなく、かなり地獄の耐久です。(ただ途中羽幌からは他に乗客がいなかったので、運転手に伝えればバスセンターでトイレ行かせてもらえる雰囲気はちょっとあった。知らんけど。)

留萌から羽幌経由で幌延という時点で察した方もいるかもしれませんが、旧羽幌線沿いを延々と走ります。バスからはそれっぽい廃線跡をいくつも見ることができました。

 

4時間トイレを我慢してついたのは宗谷本線の幌延駅。かつては留萌からの"羽幌線"が分岐していましたが、1987年の北海道赤字路線大粛清大会で無事消されました。留萌にもまだ羽幌線の跡が残ってたりします。今回は扱いませんでしたが。

てかこの駅仮にも特急停車駅で一日数十人乗降客あるのに遠隔放送も接近表示器から流れる超簡易な放送(JR北海道をご利用ありがとうございます、まもなく列車が入ってきます。のイメージ。僕の中では)もなくカンカンカンカンという音すらもなくてビックリした。列車来てるの分からないぞ。北海道ってそんなもんなのか?

 

 

わっかない!!!

ということで無事泊地稚内までくることができました。宗谷本線MADも作る予定なのでその編集後記があればこの記事の続きになるかなと思います。ここまでご覧いただきありがとうございました。ブログちゃんと書くの初めてなので不適切な表現や稚拙な言い回しなどがたくさんあると思いますが、どうか生暖かい目で見守っていただければ幸いです。ここで冒頭のコピペしてる時点で文章能力がない